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【就活】面接でESと違うことは話していいの?その際のポイントを解説!

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こんにちは!

今回の記事では、「面接とESでは違うことを書く、話していいのか」について書いていきます。

就職活動をしていて、実際の面接などに備えていろいろな準備をしている人も多いかと思います。

その中で、

ESに書いたことと面接で話すことは同じじゃないとだめなのかな?

と思っている人、はたまた悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。

私自身も就活をしている中で、ESとは違うことを面接で話したことがありますが、正直その時は失敗してしまったと感じました。

ですが、実際に経験を通じてうまく話すコツや注意点を理解し、日系大手の会社に内定をいただくことができたので、これまでの経験などをもとに解説していきたいと思います!

それでは実際に面接とESで同じでなければならないのか、また違うことを話す場合に気を付けるべき注意点についてまとめていきます!

この記事が向いている人

・ESと面接で違うことを話すかどうか悩んでいる人

・ESと面接で違うことを話す際のコツや注意点を知りたい人

【結論】ESと面接で違うことを話しても問題はない

さて、さっそくこのお話の結論です。

それどころか複数の内容を使い分けることができると、就活生側としては魅力や強みなどをより多角的にアピールすることができるチャンスに繋がります。

実際に私自身も内定をいただいた企業の中で、ESに書いたこととは違うことを話した企業もあります。

しかし、だからと言ってなんでもかんでも別のことを話せばいい、というわけではありません。

違うことを話す場合のメリットやデメリット、また注意しなければならないことというのはいくつかあります。

今からそれらを一つずつ解説していきます!

ESと面接で違うことを話すことのメリット

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まず初めにESと面接で違うことを話すことのメリットを解説していきます。

一般的にESで書いたガクチカや自己PRをもう一度面接で話し、それを深堀されていくというパターンが多いと思います。

もちろんそうすることによって、一番話をできる部分をよりアピールすることや、言いたいことを整理しやすいため基本的にはそちらをオススメします。

しかしあえて同じことを話さない、そうしないことで得られるメリットももちろんあります。

注意することもありますが、そちらは後述しますのでまずはメリットを3つ紹介します!

それぞれ見てみましょう!

メリット①:ガクチカや強みをより強調できる

まずガクチカや自己PRをいくつもESに書かなければならない、という企業はなかなかありません。

そのため、基本的に一つのガクチカなどでのエピソードや課題、結果などを話していくことが多いでしょう。

またES自体では数百文字の中で自身の行ったことや強み、課題や結果などいろいろな要素を入れていく必要があるため、どうしても伝えたいことを伝えきれないことも少なくはなりません。

そこでその中で語り切れなかった強みやアピールポイントを補強する形で、別の話を使うということがメリットになるのです。例えば、

『ESに書いた○○のようなことをしましたが、そこで学んだ○○を活かし、実は○○のようなこともしていました。』

という内容で話すとすれば、ほかのガクチカなどを使うことでより自分自身のアピールポイントが強調されるというわけです。

しかし、デメリットのほうで後述しますがESに書いたガクチカなどとあまりにも関連性がないことを話してしまうと、就活の最重要事項の要素の一つである『一貫性』が欠けてしまうため注意が必要です。

別の話をすることで様々な側面をアピールする際には、『いずれの話も同じ強みが発揮されている』や、『それぞれの活動に関連性がある』など共通点をもっていることに気を付けましょう!

メリット②:自己PRの幅が広がる

先ほどメリット①では、ESに書いたことの延長戦のような話をすることで、アピールポイントの補強などに繋がる、という話をしました。

今回のメリット②は、補強ではなく『追加要素』としての幅を広げることができる点について挙げています。

こちらも内容はシンプルで、実際に

ESで『A』という強みについての話やアピールポイントを記載していたとした場合、それに加えて『B』という強みがあります。

という話を展開していくというものです。

これによってその人が持つ魅力や強みを多岐にわたって面接官に伝えることができるため、可能性や選択肢の幅も広がります。

ただしメリットの①同様に、あまりに多方面で話をしすぎてしまうと、結局一番アピールしたいことが何なのか、何が言いたいのかを見失ってしまうこともあります。

そのため、このメリットを目的として話をする場合は、きちんと事前に言いたいことを整理したうえで別の話に触れるようにすることが望ましいです。

メリット③:印象に残るエピソードを提供できる

面接官は本格的に選考が始めると、一日に何人もの学生と面接を行います。

その中で、自分を印象付けるためにあえてESと違うことを話すことで、就活生側の話をより際立たせることが可能です。

基本的にESと面接では同じことを話す学生が多いため、しっかりと一貫性などを意識したうえで別の話をすることで、他とは違うという印象を与えることができます。

特にESで書いたガクチカが『サークル』や『アルバイト』のような場合、ほかにもたくさんの学生が同じような話をする可能性は十分にあり得ます。

差別化という点、また意外性という点からも面接官の印象に残すことができるのは、十分メリットといえます。

しかしこちらもほかのメリットと同様に、あまりに突飛な話をしてしまったり、ほかの話を出しすぎてしまうと、結果的に何を言いたいのかがわからなくなってしまう可能性があるので、別の話も一つに絞って、整理しておく必要があります!

これらのメリットを理解したうえで、自身のESにどんなプラスの要素を加えると、アピールポイントがより際立つのかを考えてみよう!

ESと面接で違うことを話すことのデメリット

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さて、ここまでESと面接において、違うことを話すことのメリットを紹介していきました。

ですが、もちろん同じようにデメリットも存在します。

別の話をしようと思っている人は特にデメリットも必ず確認するようにしましょう。

それではデメリットも、メリット同様に3つ解説していきます!

デメリット①:一貫性の欠如に繋がる

最初に挙げるデメリットの一つ目は、『一貫性の欠如に繋がる』という点です。

メリットについての中でも少しお話しましたが、複数のエピソードなどを話すことで『一貫性』がないような印象を与えてしまう可能性があります。

就職活動をしていく中で、非常に重要な要素の一つとして挙げられるのが『一貫性』です。

ガクチカや自己PR、自身の強みや弱み、そして志望動機などが全て相互関係にあったり、それぞれの裏付けとしてエピソードが成立していると、その人の話に説得力が増し、文字通り一貫性が生まれます。

しかし、計画なしにいろいろなエピソードを話してしまうと、その人のアピールしたい部分や、軸の部分がぶれてしまい、結果的に何を一番伝えたいのかがわからなくなってしまいます。

『アピールしたいことや伝えたいエピソードがたくさんある!』という方もいらっしゃるかもしれません。

実際いくつかの話をすること自体問題はありませんし、メリットにも挙げたようにうまく話すことができれば差別化などにもつながります。

ですが、きちんと計画を立てて話していく必要があるということを、こちらで改めてお伝えさせていただきます!

デメリット②:深堀がしにくくなる

一般的には、ESに書いた話に沿って面接が進み、部分部分に対して深堀を行っていく、という面接が多いかと思います。

多くの方がESに書いているガクチカなどは、一番伝えたいエピソードを書いていることが多いと思いますので、そこの深堀をしっかりしてもらい、それに対してしっかりと答えることができれば、ストレートに言いたいことが伝わります。

しかし、ここで別のエピソードの話をいくつかしてしまうと、面接官側も深堀の質問が分散してしまう可能性があり、就活生側が聞いてほしいと思っていたことや、意図していない質問をされる、ということが起こる可能性が出てきます。

せっかくESに自身の一番伝えたいエピソードや強みを書いているのに、面接で違う話をしたことによって、ESに書いたことについてあまり触れてもらうことなく面接が終わってしまうのは非常にもったいないです。

そのため、別の話をする場合はできるだけESに書いた話に関連性の高いことにすると良いです。

ESに記載したガクチカのさらに延長線上で行ったことや、影響があることなどを話すことになれば、どちらも聞いてほしい部分をしっかりと拾ってもらうことができる可能性が高くなります。

改めてESで記載したエピソードなどを見直し、自身が話そうとしている別のエピソードとの関連性を明確にできるようにしておきましょう!

デメリット③:対策に時間がかかる

こちらは非常にシンプルで、通常であればESに記載したガクチカなどの深堀対策に集中することができるところを、別の話をする場合はさらにそちらのエピソードの対策も行う必要があります。

つまり単純に考えて2倍の時間がかかる可能性があるというわけです。

特に本選考が始まる3月以降、いろいろな企業にエントリーをしようと思っている方は、会社ごとの志望動機の選定、追求などにも時間をかなり使うことになるため、その中で新たなエピソードの深堀対策を行うのは時間的にもかなりしんどいです。

そのため、別の話もしたいと考えている人はできるだけ本選考が始まる3月より前までに深堀対策などを終わらせておくといいでしょう。

時間的に余裕がない人は、すべて中途半端になってしまう可能性もあるので、これらの理由を踏まえて別の話をすることは個人的にはあまりオススメできません。

デメリットなどを踏まえて、時間的余裕のない人やあまり関連性のない話をしようと悩んでいる人は、できるだけESに書いたことに専念するほうが賢明といえるでしょう。

まとめと注意点

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さて、ここまでESで記載したことと面接で違うことを話してもいいのか、またそのメリットやデメリット、そしてその際に意識することや注意点について記載していきました。

最後のこちらの章で改めて簡単にまとめます!

メリット

①ガクチカや強みをより強調できる

②自己PRの幅が広がる

③印象に残るエピソードを提供できる

デメリット

①一貫性の欠如に繋がる

②深堀がしにくくなる

③対策に時間がかかる

①別の話をすることで様々な側面をアピールする際には、『いずれの話も同じ強みが発揮されている』や、『それぞれの活動に関連性がある』などできるだけ共通点を持たせるようにしよう!

②あまりに多方面で話をしすぎてしまうと、結局一番アピールしたいことが何なのか、何が言いたいのかを見失ってしまう可能性がある。

③複数の対策には時間がかかるため、時間に余裕のない人はできるだけESに記載したエピソードの対策をするようにしよう。

ということで、これから本選考に向けて面接対策をしようと考えている人や、まさに面接真っ只中の方はこれらのメリットやデメリット、注意点をしっかりと抑えて話す内容を考えるようにしましょう!

別の話までしっかりと対策しきるには時間や体力も必要ですが、しっかりと一貫性を意識したまとめ方ができると、差別化もできる強い武器となります。

自身の余力や状況と相談しながら柔軟に対応していきましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました!