こんにちは!
今回の記事では、「就活において簿記は必要な資格なのか」について書いていきたいと思います。
就活をしているとよく「就活のために簿記を取る」という人を見かけることがあるかと思います。
逆に25卒の方で「簿記を持っていないから就活が不利になるのかも・・・」と思っている人もいるかもしれません。
ということで、
・就活において簿記は必要不可欠な資格なのか
・簿記の資格を持っていなくても大手に就職できるのか
について記載していきますので、参考にしてみてください!
・25卒として就活をしているが、簿記を持っていない。
・簿記の資格を就活のためにとるか悩んでいる。
・簿記の資格を取れなかったが、就活に影響があるのか気になっている。
そもそも簿記ってどんな資格?
そもそも簿記はどういった資格なのか初めに簡単に説明します。
簿記の資格は3級~1級の三段階に分かれており、それぞれで難易度がかなり異なります。
ただ簿記は企業の帳簿を記入する際のルールや、それに伴う知識を身に着ける資格ということがどの級でも前提として変わりません。
なのでもちろんこの資格を持っていて不利になるうようなことはなく、むしろプラスに働くことが多いのは間違いありません。
その中で一般的に就活で有利になるといわれているのは簿記2級以上です。3級は基礎の基礎を学ぶものであり、その知識だけでは大企業の経理などに対応することは難しいのも理由に挙げられます。
今では簿記はネット試験が普及しているため連日様々な場所で受験することが可能となっており、誰でも気軽に挑戦できる資格でもあります。
より詳しく知りたい方は商工会議所のホームページをご覧ください!
商工会議所 簿記HP:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
就活は簿記がなくても問題ない
さて、さっそく今回の記事の結論の部分に触れていきますが、就活において簿記の資格は必須のものではなく、なくても全く問題はありません。
もちろん、経理部などを最初から志望している就活生の方々はアピールポイントとして全面的に持っていることを主張するべきなので資格取得は目指したほうがいいとは思いますが、一般的に総合職や営業職を目指している方には必ず必要というものではありません。
私自身実際に24卒として就活をしていましたが、簿記なしで大手企業に6社内定することができました。
なので資格の有無の面だけを考えると「簿記がなくても大手に内定はできる」というのが結論です。
では、簿記などの資格がない状態で大手企業から内定をもらうにはどうしていく必要があるでしょうか。
簿記がなくても大手企業に内定する方法
ここまでのところで簿記がなくても大手は内定できると記述しましたが、だからといって誰でも内定をもらうことができるというわけでもありません。
やはり大手は人気もあり、就活において各企業の倍率も数十倍程度は当たり前というレベルです。
その中で簿記の資格がなくても大手にしっかりと内定するためにやるべきことを私の体験談も踏まえて記述していきます。
①ESの書き方と一貫性
まず初めにそもそも最初に提出するESの書き方についてです。
詳しくは別の記事で紹介する予定ですので、ここでは特に大切なことをピックアップして記述していきます。
正直ES、特にガクチカはこの書き方のテンプレートを守って書いていくと、一気に通過率が上がります。
実際に僕自身もやみくもに書いていた時期に比べ、このテンプレートを抑えて書いたESの通過率は比べ物にならないほどでした。
そのテンプレは以下の通りです。
結論→きっかけ→課題→解決策→結果→結果に伴う自己変化
これを守るだけでいいです。
初めに何をしたのか、という結論を書きます。
次になぜそれをしたのか、始めたのかきっかけを書きます。
そしてそれをしていく中でぶつかった課題や壁について書き、それにどのように対応したのか、検討して行動したのかの解決策について書きます。
その後、それによってどのような結果が得られたのか、最後にその結果によって自分にどのような変化があったのか、という流れです。
これに沿ってESを書くことで、簿記などの資格がなくてもESの質だけで通過率アップを狙うことができます。
また、これらを書いていく際になぜ始めたのか、どう考えたのか、どうなったのかという一つ一つの行動や考え方に一貫性を持たせることもかなり重要です。
ガクチカ以外にも自己PRや志望動機を書いていくことが多いと思いますが、それらすべてに一貫性を持たせることで、ESはもちろんその後に控えている面接でも面接官に対してより話の説得力を持たせることができます。
改めて、ESにおいては「書き方のテンプレート」と「それぞれの一貫性」がかなり重要で、簿記がなくても大手に内定するための第一歩になります。
②面接の攻略
続いて面接についてです。こちらもES同様に別記事にする予定ですので、大切な部分をピックアップして記述していきます。
面接でも必ず押さえなければいけないことが最低限2つあります。
一つ目は「結論ファースト」です。
これも就活をしているとよく聞くことで耳が痛くなる人も多いかもしれませんが、これは本当に大切です。
以下に例を出します。実際に面接に来た学生がガクチカを話し始めており、みなさんが面接官として話を聞いていると想像してください。
①私は大学生の時テニスサークルのサークル長として、人員の増加に尽力しました。そのきっかけとしては、高校までのテニス経験と、強みのリーダーシップを活かしたい~・・・
②私はもともとテニスが好きで、高校時代に部活に入っていて、大学生になってからも趣味でテニスをしていました。そして大学では友達に誘われてテニスサークルに入り、3年生の時にサークル長となって、そこでサークルの人数を増やしたいと思い、・・・
少し極端ではありますが、どちらのほうが何を言いたいのか、話がまとまっているのかは明確だと思います。
いわゆる結論ファーストというのはこの場合における①のように、何をしたのかをはじめに簡潔に述べ、それに付随する話をそこからしていく、というものです。
ですが実際グループ面接などでほかの学生の話を聞いていても、②のような話し方になっている学生は少なくはありません。
緊張や面接に不慣れなこともあり、どうしても②のようになってしまうこともあるかもしれませんが、①の話し方をできるようにならないと大手に内定するのは難しいです。
こればっかりは私もとにかく回数をこなして慣らしていくことが結果的に近道だと思います。
私自身も大学のキャリアセンターや友達との模擬面接や、面接を受けるためだけに選考を受けるなど、回数をこなして話すことになれるように対策をしていました。
また、簿記を持っているとここで「資格を取るために継続力を発揮した」というように、自身の自己PRや経験にさらに付随してエピソードを話すことができるようになることもあるので、そういった面では持っていることが有利になる部分もあるといえます。
二つ目に重要なことは「一貫性」です。
こちらはESと同じになってしまうのですが、特に面接ではこの一貫性が露骨にわかるのでより重要視するべきかと思います。
主に面接で話すこととしては「ガクチカ」、「自己PR」、「志望動機」が挙げられると思いますが、これらすべてに一貫性を持たせることができればできるほど話の説得力や、わかりやすさに繋がります。
例えば人材業界の会社での面接をするとした場合、一貫性があるというのは以下の通りです。
ガクチカ:サークルでサークル長として人員増加のために○○のような施策を行った。
自己PR:リーダーシップと行動力がある。
志望動機:人のつながりを大切にできる仕事がしたい、また率先して行動できる環境を求めている。
こちらもかなりわかりやすい例にはなりますが、このぐらい一貫性があると、すべての話に説得力があり、聞いている面接官からの印象もかなり良くなります。
この二つを意識していくだけで、資格などを持っていなくても面接を攻略し内定により近づくことができます。
最後に
今回の記事では就活における簿記の必要性、また簿記がなくても大手に内定するために最低気に指揮しておくべきことについて記載していきました。
簿記をすでに取得している人はその経験や能力をさらに自己PRやガクチカに繋げることで一貫性を増すことができます。
一方で持っていない人も、ESや面接のやり方を工夫するだけで、簿記を持っている人に負けないくらい就活で成果を出すことももちろん可能です。
当ブログでは就活についての記事を今後も投稿予定ですので、就活生の方は是非参考にしてみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!