こんにちは!
今回の記事では「就活における浪人経験」について記述していきたいと思います。
絶賛就活中の方の中にはもともと浪人生だった方も少なくないと思います。
まさに私も大学受験の際に一年間浪人を経験しています。
浪人で一年遅れていることが、「就活においてデメリットになるのではないか」、「浪人経験について面接などでいろいろ聞かれるんじゃないか」、と不安に思っている人もいるでしょう。
ですが実際に私の就活の経験上、浪人経験はむしろプラスになります。
そんな浪人経験をどうプラスにできるのか、就活における浪人の扱いについて今回は24卒の私の体験談を含めて書いていきます!
・浪人経験があるので就活が不安
・就活において浪人経験をプラスに変える方法を知りたい
・就活での浪人の扱いがどのようなものか気になる
就活で浪人の有無は聞かれる?
まず初めに就活をしていく中で、浪人の有無について聞かれるのか、ということについてです。
実際に就活をしていくと、ESを出す際に高校の卒業年月と大学の入学年月を書く欄がほとんどの場合にあると思います。
そこでの年数が一年以上ずれていると、そのESを見た人は「この人浪人経験があるのかな?」と思うのは自然なことです。
ですが実際に私の就活の経験上、わざわざ面接官のほうから「この一年間は浪人と化していたの?」のように、浪人経験について聞かれることは一回もありませんでした。
そのため「就活で浪人の有無は聞かれる?」という質問に答えるとするならば、「ほとんど聞かれない。」というのがひとまずの答えとなります。
ですが、聞かれなかったから浪人経験については何も言わない、というのはむしろもったいないことだと思います。
私は浪人経験自体、就活において大きくプラスの要素にしていくことができると考えているからです。
実際に私も、就活の面接の中で浪人時代の話をすることも少なくはありませんでした。
ではこの浪人経験を、就活でどのようにプラスにしていくのかについてここから記述していきたいと思います。
就活において浪人経験をメリットにする方法
それではどのようにしたら浪人経験がメリットに変わるのかを解説していきます。
私自身の24卒での就活経験も踏まえて、大きく分けると以下の方法があります。
①自己PRに付随したエピソードとして話す。
②苦労した経験として話す。
③(特に文系の場合)大学現役生の友人らに、内定者として気軽に話を聞くことができる。
主にこれら3つの方法によって、浪人経験によりプラスの価値を持たせることができます。
今からそれぞれについて詳しく解説していきます。
①自己PRに付随したエピソードとして話す
まず初めに挙げるのが「自己PR」と「浪人」の関係についてです。
まずここで自己PRといっていますが、ガクチカとして浪人の話をするのはできるだけ避けるべきです。
ガクチカで求められているのは大学時代に行ったこと、経験の場合が多いため、大学入学前のことである浪人について話すのはあまりオススメできません。
そのため自己PRに付随したエピソードとして話すことがベストです。
ではどのように浪人経験と自己PRをつなげることができるのかいくつか例を紹介します。
継続力がある
浪人経験をしたということは、一年間勉強だけに専念し、目標に向かって継続した力があるといえます。
そのため、ESや面接の自己PRを「継続力がある」という部分にすると、
「私の自己PRは継続力を持っていることです。実際に大学入学前に1年間の浪人を経験しており、そこでは○○大学合格という目標に向かって、勉強を毎日継続していました。・・・」
のように、自己PRの裏付けとしてのエピソードの一つにすることができます。
ESにおいても面接においても、話の一貫性や説得力はかなり重要なので、オススメです。
目標に向かって努力できる
こちらも上記の内容に少し似ている部分にはなりますが、「大学合格」という目標に向かって一心に努力した経験を得られるのが浪人経験です。
実際に自身の持つ他のエピソードやその会社の志望動機によって「継続力」をメインにするのか、「目標に向かって努力できる」という部分をメインにするのかは使い分けてもいいかもしれません。
上記のような例としては、
「私の自己PRは目標に向かって努力できる力を持っていることです。実際に大学入学前に1年間の浪人を経験しており、そこでは○○大学合格という目標に向かって、一心に努力を続けてきました。・・・」
のように、少し文体を変えるだけで違和感なく使うことができます。
その場に応じて使い分けられるようにしておくとよいかと思います。
②苦労した経験として話す
こちらも自己PRに少し似ている部分にはなりますが、ESや面接において
「あなたが人生で最も苦労した経験、挫折した経験を教えてください。」
という質問をされることが時折あります。
実際に私自身も本選考のES、面接で同様の質問を数回受けたことがあります。
その際に使えるのが浪人経験のエピソードです。
やはり浪人自体相手もどういったことをしているのかある程度想像しやすい部分もあるので、相手の理解を得やすい面もあります。
また、実際に浪人自体人生で一番苦労した経験、という人も少なくはないでしょう。
ただし、実際に浪人時代の経験を苦労した経験として書く、話す際に意識するべきことがあります。それは以下の通りです。
・浪人で何をどう苦労したのか、より具体的な話をできるようにする。
・ほかに苦労した経験と浪人での苦労がどう違うのか。
・浪人経験から何を得たのかを最後に述べる。
これらはESで盛り込めるのであればもちろん書いたほうがいいですし、字数などの関係で書ききることができなかったとしても、面接の深堀などでも聞かれうるので、しっかり自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
③(特に文系の場合)大学現役生の友人らに、内定者として気軽に話を聞くことができる。
最後三つ目として、特に文系の人の場合、すでに現役で大学に入学し、就活を終え内定者になった友人らに就活の情報などを気軽に聞くことができる、ということがあります。
実際にいろいろなサイトや、大学のキャリアセンターからOBOGの人に連絡を取り、訪問させていただくことは可能ですが、就活を終えたばかりの内定者に、しかも気軽に相談することができるのは、現役で入学した代とコネクションのある浪人生の強みです。
実際に私も浪人時代の経験から、同じ高校の内定者の友人に就活について様々な相談をさせてもらっていました。
特に「就活をどのようにスタートさせていったか」、「模擬面接」、「ES添削」などは内定者にもできるうえに、気軽に頼めることでかなり質も上がることです。
理系の方の場合、院に進んでいる人が多いと思うので1年間の浪人経験ではなかなか難しいかもしれませんが、就活の始め方など文系にも共通しているようなこともあるので、話を聞いてみるのもありだと思います。
積極的に内定者も活用できるようにしていきましょう!
さいごに
今回の記事では、就活における浪人の在り方と、その活かし方について記述していきました。
ここまで記述した通り、浪人経験は決してほかの現役就活生と比べてマイナスになるような要素ではなく、むしろその経験の使い方によってはプラスに変えることも容易です。
うまくこの経験を活用し、一貫性、説得力のある話をできるようにしていきましょう!
また、当サイトでは就活に関する記事を今後も掲載予定です。ぜひチェックをお願いします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!